デジタルヒューマン研究チーム
チーム概要

デジタルヒューマンとは
2001年にデジタルヒューマン研究チームの前身となるデジタルヒューマン研究ラボが設立されて以来、多様な身体モデルをコンピュータ上に生成し、それらと製品のCADモデルを用いて製品の使いやすさを設計の初期段階で仮想評価するためのデジタルヒューマン研究に取り組んできました。つまり,元々はコンピュータ上で製品の適合性を評価するための身体モデルが「デジタルヒューマン」でした。
2018年からは、デジタルヒューマンを人中心のサイバーフィジカルシステムで活用するための研究にも取り組んでいます。生活者の身体状態をIoTデバイスで計測し、身体モデルを用いた予測に基づき,最適な情報や物理支援を提供する。これを実現するには、生活空間にいる特定の人を再現したデジタルヒューマンを用いて、生活空間と情報空間を双方向かつリアルタイムに繋げる必要があります。つまり、これからはサイバーフィジカルシステムのための人のデジタルツインが「デジタルヒューマン」になるのです。
デジタルヒューマン研究チームでは、世界に先駆けて人のデジタルツインを実現するために、人の計測・予測・介入技術の研究に取り組んでいます。

デジタルヒューマン研究の沿革
2001年4月1日にデジタルヒューマン研究チームの前身となるデジタルヒューマン研究ラボが発足しました。その後2003年、2010年、2015年、そして2018年に組織改編がありましたが、一貫してデジタルヒューマンという看板を掲げ、身体機能の計測・モデル化とその社会応用に関する研究を推進しています。
これからも付加価値の高い製品やサービスの提供により、健康かつ安全で持続可能な社会を実現するために、デジタルヒューマン研究を推進していきます。

デジタルヒューマン研究チーム 公式ウェブサイト(Notion)
個々の詳しい研究プロジェクト紹介、所属メンバーの紹介、最新のイベント・メディアのお知らせなど、当チームのより詳細な情報を逐次公開しております。ぜひご覧ください。

AIST人体寸法・形状データベース
こちらのページでは、当チームの前身組織である産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター/デジタルヒューマン工学研究センター/人間情報研究部門 デジタルヒューマン研究グループ(いずれも当時名称)において公開し、当チームで管理を承継しているデータ類を掲載しています。

多田 充徳
研究チーム長
インフォメーション
論文リスト
研究者紹介(職別五十音順)
写真 | 役職&名前 | 専門分野 | メールアドレス HP |
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研究チーム長 多田 充徳 |
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主任研究員 遠藤 維 |
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主任研究員 叶賀 卓 |
生体信号処理, 機械学習, 転移学習 | |
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主任研究員 丸山 翼 |
運動計測,行動シミュレーション,3Dレーザ計測,環境アクセシビリティ評価 | |
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研究員 市村 大輔 |
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研究員 伊藤 幸太 |
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研究員 尾形 正泰 |
HCI | |
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産総研特別研究員 THORNTON Callum |
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客員研究員 |
バイオメカニクス,リハビリテーション科学 | |
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客員研究員 |
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名誉リサーチャー 河内 まき子 |
人類学,人体計測,人体形状データ分析,人体計測データの精度検証 |