セミナー情報
産総研 人工知能研究センターでは、人工知能研究に関する情報交換を目的として、原則として月に一度、外部の方やセンター内研究者を講師とする人工知能セミナーを開催します。多くの方々にご参加いただき活発な議論が行われることを期待しています。
どなたでもご参加いただけますが、登録が必要です。参加費は無料です。
| 開催日 | セミナー名 | セミナー概要 |
|---|---|---|
| 2026/10/21 | 第98回産総研人工知能セミナー Embodied AIと三次元技術/Embodied AI and 3D Technologies |
近年、大規模基盤モデルや生成AIの進展により、実世界の環境や人間の行動を理解し、自律的に認識・移動・行動するAI「Embodied AI」への注目が高まっています。その実現には、言語・視覚情報だけでなく、三次元形状や空間構造、物理法則、人との相互作用などを統合的に理解するための三次元技術が不可欠です。さらに、実世界を再現する3Dデジタルツインや物理シミュレーションは、ロボットや知能エージェントの学習・評価を支える重要な基盤として期待されています。 本セッションでは、Embodied AIと三次元技術の最前線で研究を推進されているお二人の研究者をお招きします。Prof. Soeren Pirkには、物理シミュレーションやデジタルツインを活用したロボット学習、人と共存する環境における自律行動やナビゲーションに関する最新の研究成果についてご講演いただきます。また、金崎朝子先生には、三次元物体認識・空間理解からロボットナビゲーションへと発展する研究を通じて、実世界で認識し、移動し、行動するEmbodied AIの実現に向けた取り組みをご紹介いただきます。Embodied AIと三次元技術の融合が切り拓く次世代知能システムの可能性と、その応用展開について議論します。 Recent advances in foundation models and generative AI have accelerated the development of Embodied AI, enabling intelligent agents and robots to perceive, understand, and act in the physical world. Realizing this vision requires not only powerful AI models, but also advanced 3D technologies that capture and reason about geometry, spatial relationships, physical processes, and human interactions. In addition, digital twins and physics-based simulation are becoming essential foundations for training, evaluating, and deploying intelligent systems in complex real-world environments. In this session, we welcome two leading researchers working at the forefront of Embodied AI and 3D technologies. Prof. Soeren Pirk will present recent research on robot learning with physical simulation and digital twins, as well as autonomous behavior and navigation in human-centered and dynamic environments. Prof. Asako Kanezaki will discuss advances in 3D object recognition, spatial understanding, and robot navigation toward the realization of Embodied AI systems that can perceive, move, and act in the real world. Together, these talks will highlight the opportunities created by the convergence of Embodied AI and 3D technologies and explore their potential to shape the next generation of intelligent systems. |
| 2026/09/29 | 【第97回産総研人工知能セミナー】AIの医療応用における実用化の現状と課題 | 2026年9月は、AIの医療応用における実用化の現状と課題についてご紹介いたします。現在、人工知能(AI)技術の進歩により、放射線科や消化器内視鏡分野を中心に、AI搭載医療機器の承認が進み、その活用は他の臨床分野にも広がりつつあります。一方、現在承認されているAI医療機器の多くは、患者数や検査件数が多く、診療に関わる医師も比較的多い一般的な疾患領域に集中しています。これに対し、患者数が少なく、診断・治療を担える医師が限られる診療科や希少疾患の分野では、AI開発が十分に進んでいない一方で、AI技術の積極的な活用が強く求められています。こうした分野へのAI導入は、医師の診断負担を軽減し、患者の生活の質(QOL)向上に寄与する可能性があります。本セミナーでは、AIの臨床応用に関する現状と課題について、公的研究機関、医師、民間技術者の各立場から解説いただき、最後に講師間での簡単なパネルトークを開催いたします。 |
| 2026/09/08 | 【再放送】第96回産総研人工知能セミナー「数学とAI」 | 数学とAI技術の関わりについて紹介いたします。AIの学習や動作解析においては数学は基本的で強力な道具であることは古くから知られていますが、様々な数学的構造が発見されてきました。この流れはAIにおける数学と位置付けることができます。一方、近年のAI技術の著しい発展により数学、特に定理証明にAIの技術を援用する大きな動きが生まれています。これは数学におけるAIとなります。本セミナーでは、これら2つの方向性について最前線で活躍している研究者をお招きし、AIにおける数学、数学におけるAIについて現在の研究状況と今後の展望についてお話しいただきます。 |
| 2026/08/07 | 第96回産総研人工知能セミナー「数学とAI」 | 2026年8月は、数学とAI技術の関わりについて紹介いたします。AIの学習や動作解析においては数学は基本的で強力な道具であることは古くから知られていますが、様々な数学的構造が発見されてきました。この流れはAIにおける数学と位置付けることができます。一方、近年のAI技術の著しい発展により数学、特に定理証明にAIの技術を援用する大きな動きが生まれています。これは数学におけるAIとなります。本セミナーでは、これら2つの方向性について最前線で活躍している研究者をお招きし、AIにおける数学、数学におけるAIについて現在の研究状況と今後の展望についてお話しいただきます。 |
| 2026/06/25 | 【再放送】第94回産総研人工知能セミナー「フィジカル領域の生成AI基盤モデル」 | 産業技術総合研究所 人工知能研究センターでは、2024年度から3年間の計画で、政策予算プロジェクト「フィジカル領域の生成AI基盤モデルに関する研究開発」を実施しています。本プロジェクトでは、言語・視覚・音声音響等の多様なモダリティを対象とする基盤モデルの構築を進めるとともに、ロボット、ライフサイエンス分野等のフィジカル領域における応用を見据えた研究開発を行っています。本セミナーでは、プロジェクトの全体像を俯瞰的にご紹介したうえで、各テーマの具体的な取り組み内容について、テーマ代表者よりご説明いたします。 【主催:佐藤雄隆 首席研究員】 |
| 2026/05/26 | 【再放送】第91回産総研人工知能セミナー 学ぶ脳と身体、そしてAI | 脳がどのように身体を動かし、経験を通して学習していくのか。その根本的な仕組みを、デジタル脳モデル、運動制御のメカニズムや適応過程、道具使用の学習、乳児期の発達といった多様な視点で各専門の研究者からご紹介いただきます。さらに、理論・実験・応用を横断的に俯瞰し、AI研究にも通じる「学ぶ脳と身体」の原理を理解することを目指します。 |
| 2026/04/24 | 【再放送】第92回産総研人工知能セミナー エンターテインメント業界における人工知能技術の活用 | 人工知能技術の活躍の場は広がりつつあるが、その中でエンターテインメント業界は応用先として大きな可能性を有しています。多くの場合、マルチモーダル処理能力や文脈推論能力など、幅広い能力が必要とされますが、最新の人工知能技術はこれらに対応しつつあると言えます。本セミナーでは、特にゲームと漫画を取り上げ、それらの開発や翻訳などにおいて、どのような課題がありそれらに人工知能技術がどのように適用されているかについてお話いただきます。 |
| 2026/03/23 | 【第94回産総研人工知能セミナー】フィジカル領域の生成AI基盤モデル | 産業技術総合研究所 人工知能研究センターでは、2024年度から3年間の計画で、政策予算プロジェクト「フィジカル領域の生成AI基盤モデルに関する研究開発」を実施しています。本プロジェクトでは、言語・視覚・音声音響等の多様なモダリティを対象とする基盤モデルの構築を進めるとともに、ロボット、ライフサイエンス分野等のフィジカル領域における応用を見据えた研究開発を行っています。本セミナーでは、プロジェクトの全体像を俯瞰的にご紹介したうえで、各テーマの具体的な取り組み内容について、テーマ代表者よりご説明いたします。 【主催:佐藤雄隆 首席研究員】 |
| 2026/02/17 | 【第93回産総研人工知能セミナー】AI技術とEV・充電 | 電気自動車(EV)の普及を進めていく中で、EVユーザーの体験価値向上やエネルギーインフラとの連携、社会全体の最適化に向けた多面的な技術開発が求められています。本セミナーでは、EVのデジタルツインや充電・電力ネットワークを統合するためのプラットフォーム構想について、また、EVの充電を通じて配電網の安定化を図るオークション理論ベースのスケジューリング・課金設計について、研究を推進されているお二人の先生方をお招きし、ご講演いただきます。 |
| 2026/01/16 | 【再放送】第89回産総研人工知能セミナー 暮らしとケアを支えるAI ― 現場から考える、技術と人がつむぐ未来 ― |
AI・ロボット技術は、いまや産業の枠を超え、介護・福祉・地域づくりなど、私たちの暮らしの基盤を支える存在となりつつあります。 現場と社会をつなぎ,真に使われるAIとはどのようなものなのか? 本セミナーでは、介護現場におけるAI活用と課題を実証的に探る九州工業大学・井上創造先生、そして多世代共生型のスマート社会を構想する東京都立大学・大保武慶先生をお迎えし、技術開発と社会実装の両面から、持続可能で包摂的な未来社会の実現に向けた取り組みをご紹介します。 |

