介護の構造化マニュアルの例

機械学習用データセット

研究のポイント

高齢化社会の進展に伴い,介護保険料と介護人材の需要が年々増加している.その生産性向上のために,介護者の教育コスト低減,介護者間のばらつきの低減,リスクの低減を行うことが肝要となる.本データセットは,目的を明示的にし,常識として暗黙的であった知識を共有可能とすることを目的として,構築した.本データセットは,World Wide Web Consortiumが勧告するResource Description Frameworkで記述されており,同勧告のSPARQL Protocol and RDF Query Languageで検索可能である.

キーワード:
  • 介護サービス
  • Semantic Technology
  • Serviceology

モジュール・データの概要


  • 8種類の介護行為に関する知識を,目的指向の観点から記述
  • 既存のデータベースシステムで介護行為に関する知識を検索可能

記述内容は計算機参照可能に形式化し公開中
https://git.io/fN6xS

想定されるアプリケーション

データセットを用いた質問応答システムや、データに対する意味タグの付与による,データ管理システム等の実現

研究開発プロジェクト NEDO 人工知能技術適用によるスマート社会の実現の成果
研究機関 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
主要研究者 西村悟史,趙麗花,福田賢一郎,西村拓一
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