時間領域アナログ方式による海馬・扁桃体・前頭前野の物理モデル化

機械学習基盤モジュール

研究のポイント

ネットワークのダイナミクスに着目した脳型モデルを研究開発し、個人の経験・記憶をサポートして、個人の判断を補助する脳型人工知能(AI)の物理モデルを研究開発する。また、海馬、扁桃体、大脳皮質モデルについて、その実現に必要な時間領域アナログ計算方式に基づく、極低消費エネルギー演算可能な脳型処理集積回路構成法を確立する。 3部位統合物理モデルを研究開発し、ロボカップ@ホームリーグのタスクに適用して、実用化可能性を評価する。

キーワード:
  • 物理モデル
  • 時間領域アナログ計算方式
  • 集積回路
  • ロボカップ@ホーム

モジュール・データの概要

想定されるアプリケーション

超低消費電力エッジ知能システム

  • パートナー携帯端末​
  • ライフケア・サポートシステム​
  • 家庭用知能サービスロボット​
  • 自動運転車のHMI 等

エッジ処理による​通信環境に依存しない​高速・低電力処理と​プライバシー保護

より人の考え方に近く、​いつも人に寄り添い、​一人一人の経験・記憶・判断を​サポートするAI

研究開発プロジェクト NEDO 次世代人工知能・ロボット中核技術開発の成果
研究機関 国立大学法人 九州工業大学(福岡県北九州市)[ 産総研からの再委託 ]
公立大学法人 公立はこだて未来大学(北海道函館市)[ 産総研からの再委託 ]
主要研究者 森江隆(九州工業大学)、香取勇一(公立はこだて未来大学)