介護・看護をはじめとする対人サービスは、業務の状況依存性が高く、例外的・突発的な事態への対応が重要である。こうした対応力を培う上で、起きた事例について従業員自身が都度分析し、対応方法を知識として蓄積・共有していくことが有効である。こうした低頻度事象のデータの蓄積は、業務支援・人材育成支援システムの高度化にも有用である。
開発した簡易知識表現ツールDRAWは、サービス現場の従業員がタブレットを使って簡易に状況・原因分析、対応方法等の業務知識の記録・共有を行うツールである。自由度の高いインタフェースとタグ付け機能を備えており、従業員の知識の蓄積・共有・活用を支援できる。
研究開発プロジェクト | NEDO 人工知能技術適用によるスマート社会の実現の成果 |
研究機関 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 |
主要研究者 | 渡辺 健太郎 |