人流計測+シミュレーション​

観測・データ収集モジュール

研究のポイント

人工知能技術の重要な活用先の一つに社会レベルでのサービス創出が挙げられます。一般に社会レベルの現象は複雑であり、扱いが難しいです。本研究では社会レベルのサービスとして特に大規模なイベントなどに集まる人の移動に着目し、人の流れを適切に制御することによって、最適な誘導や安全確保、混雑緩和、災害時の誘導支援などの社会的なサービスを提供することを目的とします。本研究ではこのような社会レベルでの行動を計測、モデル化、シミュレーションするためのモジュールの開発を行います。

キーワード:
  • 人流解析
  • 人流計測
  • 群集流動シミュレーション

モジュール・データの概要

人流計測技術と群集流動シミュレーション技術を統合することによって大規模な人の流れを分析できるようなモジュールを開発します。

想定されるアプリケーション

公共施設や駅、スタジアムなど大規模に人が集まる空間においてデジタルサイネージなどの情報提示デバイスと融合することで混雑緩和や災害時の避難誘導支援に役立てます。

研究開発プロジェクト NEDO 人工知能技術適用によるスマート社会の実現の成果
研究機関 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
主要研究者 大西 正輝
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