投票クラスタリングは、大規模な自由記述回答の集計に対応できるように設計された、ウェブアンケートシステムである。アンケートは、自由記述を許容することで、収集できる情報量が大幅に増す。その一方、集まった文章情報をを集約し、統計的な解析をすることは困難であった。
投票クラスタリングは、回答者の入力する情報が、グラフ(ネットワーク)構造を成すように構築されている。これにより、自由記述式アンケートでありながらも、言語処理に頼ることなく、離散的な機械学習処理(グラフクラスタリング)によって効率的に回答意見を集約・統計解析できるようになっている。
研究開発プロジェクト | NEDO 次世代人工知能・ロボット中核技術開発の成果 |
研究機関 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 |
主要研究者 | 川本 達郎 |