PLASMA

機械学習基盤モジュール

研究のポイント

確率的潜在意味構造モデリングを実現するためのJava言語によるAPIセットのPLASMAを開発

  • 実社会(フィジカル空間)のビッグデータからサイバー上の計算モデルを自動構築
  • 状況やその変化(説明変数)から現象のリスク、コスト、ベネフィット(目的変数)を確率推論
  • これを使ったAI応用アプリケーション(将来予測、最適制御、レコメンドなど)を簡単に作成
  • 人が理解できるモデル化と現象を理解し気づきの促進、人と協調した価値循環スパイラルを実現
キーワード:
  • 確率的潜在意味構造モデリング
  • PLSA
  • PLSA, ベイジアンネットワーク

モジュール・データの概要

PLASMA: Probabilistic Latent Semantic Structure Modeling API

「確率的潜在意味構造モデリング」のための Java 言語による API セット」

  • Java API:PLSA 及びベイジアンネットワーク用クラスライブラリ
  • Scala API:API を Scala から呼び出し実行
  • アプリケーション構築用ライブラリ
  • プロセス管理、プロジェクト管理機能を Java API 及び Web API として提供

想定されるアプリケーション

ユースケース

  • 医療データ活用(DPCデータの可視化と患者のモデル化、診療内容の効果予測など)
  • 回遊型展示大規模イベントでの行動ナビ(各人に合った回遊ルートをレコメンド、イベント全体の最適化)
  • 観光支援(各人に合った観光ルートをレコメンド、観光地全体の最適化)
  • マーケティング(購買データから適切なセグメント、ユーザモデルを自動構築、嗜好性に合った行動支援)
研究開発プロジェクト NEDO 次世代人工知能・ロボット中核技術開発の成果
研究機関 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
主要研究者 本村 陽一