プロジェクト履歴
連携研究室の概要(2016年7月~2023年3月)

社会システムがますます複雑化する中で、個別の技術では満たせない高度なニーズが増大しています。当連携研究室では、増大するニーズに応えるためにシミュレーション技術とAI技術を融合し、特殊・極限・不測事象を知る技術、過去のデータを超える高度意思決定技術、多数AIシステム間挙動調整技術について、出口を見据えた基礎原理研究から産業応用研究開発に至るまで取り組みました。
機械学習とシミュレーションの融合(PJ1)
人工知能技術による社会システム設計支援
社会シミュレーションによりビッグデータを補完。
稀な事象まで考慮したデータマイニングを可能に。
新しい方策の効果検証。

データマイニングやシミュレーション技術などの人工知能技術を融合することにより、複雑・大規模な社会システムの理解と設計支援を可能にする技術を確立することを目指します。
社会の中で頻発する現象やその構造を捉えるビッグデータに加え、災害・イベント等稀にしか起きない事象や未知の状況をマルチエージェント社会シミュレーションなどで補い、異種混合学習などのマイニング技術で分析することで、複雑な社会現象の理解や新しい施策の効果検証を工学的にすすめる手法を開発します。
これらの手法により、住み良く便利な街作り、交通・流通網と各種サービスの有機的連携、災害時の柔軟な対応方策策定に役立つ枠組みを提供していきます。
自動推論とシミュレーションの融合(PJ2)

シミュレーションと自動推論技術を統合し、プラントやITシステムなど、複雑で動的なシステムのオペレーションを支援する技術を開発します。シミュレータを利用したプランニングと推論により、問題の原因分析や対処方針の作成を行い、人間が理解・実行できる形で解決策を提示します。
AI間の交渉・連携(PJ3)

AIによる個別システムの自動制御・計画最適化が進んだ先では、複数システム間の挙動/利害調整が極めて重要になります。集中制御/協調制御ができないシステム主体間でも、AIによる自動交渉によって調整・連携する技術の開発をしています。
☆このプロジェクトの研究成果によりIntent Exchange社が設立され、自律モビリティのための新たな交通社会の実現に向けて、モビリティ運航管理プラットフォームや物流調整プラットフォームの開発と社会実装が行われました。
