「人生100年社会における製品安全基盤構築に向けた高齢者等行動データ取得事業」における実証実験への参加企業募集および説明会開催のお知らせ(経済産業省平成30年度事業)

「人生100年社会における製品安全基盤構築に向けた高齢者等行動データ取得事業」における実証実験への参加企業募集および説明会開催のお知らせ(経済産業省平成30年度事業)


国立研究開発法人産業技術総合研究所
人工知能研究センター 西田 佳史

事業目的
「人生100年時代」を迎える中で、社会構造の変化は、製品の使われ方・ライフサイクル等にも多分に影響を及ぼすことが見込まれる。特に高齢者については、判断力・注意力の低下による製品の誤使用等を通じた、重篤な製品事故の増加が懸念されます。そこで、今後消費者層の中心となっていく高齢者にとって安全性の高い新たな製品開発等を促進することを当該事業の目的と致します。


募集概要
 本事業においてテストベッド等での実証実験を行うにあたり、連携する企業等を3~5社程度募集します。本実証実験では、各企業の具体的な製品案・構想が実現につながるよう、また実証効果も得られるような日常的な動作・製品利用シーン等についてデータの取得を実施します。
〇実験を行う試作品等は、連携する企業等からご提供をお願いいたします。
〇実験に必要な検査機器、フィールドの用意等は産総研が行います。(使用する機器やフィールド等の詳細については採択された企業等と協議いたします。)
〇産総研による実験結果は原則として公表します。
〇産総研による実験と平行して企業独自の実験も行うことを妨げません。


なお、実証テーマの選定の上で、実証テーマとなる日常もしくは製品利用シーンにおいて想定される製品事故の重篤度・頻度・社会的インパクトを勘案致します。例えば、公的機関及び介護施設等が有する過去の事故情報等から、テーマは、「階段や玄関周辺の段差等を有する環境製品分野、浴室・トイレなど一定期間一人で滞在する場所での行動における環境製品分野、また、転倒・転落の危険や火傷、挟まれ等が発現する可能性がある製品分野等」等を想定しています(あくまで例示であり、実証の対象を限定するものではありません)。
 連携する企業につきましては、産総研及び経産省による審査の上、決定します。
 ・募集締め切り 平成31年1月25日12時
 ・提出物    提案書(PDF)をメールにて提出
 ・提出先    末尾の本事業の担当者に送付


※その他
 〇実験などで被験者が必要となる場合、被験者への謝金などは産総研が担当、負担致します(謝金に関しては、弊所謝金規程に従います)。
 〇審査結果の通知は、採択企業決定次第、企業ご担当者様に電子メール等により通知します。
 〇御不明な点がございましたら、本事業の担当者まで御連絡下さい。


説明会の概要
募集概要についての説明を行います。

<説明会詳細>
■日時: 平成31年1月10日(木) 15:00~
■場所: 経済産業省 別館2階 240会議室


※本事業の担当者連絡先
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 meti-aist-teiansyo-ml@aist.go.jp


提案書は下記よりダウンロードしてください。
【提案書】人生100年社会における製品安全基盤構築に向けた高齢者等行動データ取得事業.docx