2020年度人工知能学会全国大会(第34回)企画セッション
「人工知能周辺での標準化動向を俯瞰する」
昨年の人工知能学会全国大会で、多数参加を頂いた企画セッション「人工知能国際標準化への誘い」につづき、人工知能に関する国際標準化の動向(品質、ライフサイクル、信頼、ガバナンス等)を俯瞰的に解説するセッションを開催致します。
- 企画セッション KS-07「人工知能周辺での標準化動向を俯瞰する」
- 日時:2020年6月10日(水)17:50~19:30
- 場所:JSAI 2020 オンライン開催システム(Zoom)A 会場(Room A)
企画概要
ISO/IEC JTC 1/SC42 Artificial Intelligence にて国際標準策定中の有識者から解説を行い、人工知能に関する研究者や人工知能を商用利用しようと考えておられる企業からの参加者に、標準化の背景となる課題、動向、社会への影響について理解を深めていただくことを狙います。
- 中心となるSC42と、SC42以外の関連する活動の俯瞰
- 標準化活動のプロセス
- 各活動での議論対象、背景となる課題、動向、社会への影響
- 各国のスタンス
プログラム
座長:杉村 領一(産総研)
- ごあいさつ:鯨井 俊宏(日立)
本セッションの狙いについて - 標準化というツールの使い方:概論:江川 尚志(NEC)
法律、ガイドライン、OSSなど様々な道具立ての中での標準化の利用方法と限界 - 標準化というツールの使い方:具体例:坂本 静生(NEC)
パスポートにおける標準化と、コロナ禍を乗り越えるための民間航空業界の試み - 人工知能国際標準化の全体像:丸山 文宏(富士通研)
人工知能国際標準化の全体構造と課題毎の標準について概観 - データに関する標準化動向: 杉村 領一(産総研)
AIデータ品質に関するリーダシップと取り組み - セクレタリー視点から見た標準化:細川 宣啓(IBM)
ユースケースや,ライフサイクルなどのテーマ推進における動向 - ライフサイクルに関する標準化動向:鄭 育昌(富士通研)
AIシステムライフサイクルの標準化およびそれにむけたユースケースの収集と活用 - 全体質疑応答
キーワード
-
国際標準化、人工知能、倫理
企画オーガナイザ
-
杉村 領一(産総研)、江川 尚志(NEC)、丸山 文宏(富士通研)、
榎本 義彦(日本IBM)、細川 宣啓(日本IBM)、鄭 育昌(富士通研)、
坂本 静生(NEC)、鯨井 俊宏(日立)
本企画セッションに関するお問い合わせ:jsai2020-sc42-ml [atmark] aist.go.jp
(電子メールでお願いいたします。)