人体特性文献データベース|3.身体慣性特性文献-W.T.Dempster 1955

人体特性文献データベース

Space requirements of the seated operator

文献名Space requirements of the seated operator
雑誌名WADC Technical report TR-55-159(1955)
著者W.T.Dempster
アイテムA M COG V I D
状態死体
サンプル数
性別
年齢52-83
測定年不明
人種白色人種
測定場所不明
方法死体切断法
生データ

(1)セグメント分けの定義

四回に分けて体節分割を行っている。最終的には頭頚部、肩部(肩帯とこれらを稼動させるすべての筋肉と軟組織及び皮下組織)、体幹上部、体幹下部、大腿部、下腿部、足部、上腕部、前腕部、手部に分割されている

01

(a)体幹(頭部含む)、左右上肢、下肢の5つのパートに切断。

  • 体幹-上肢...肩関節
  • 体幹―下肢...股関節

(b)上腕-前腕、大腿-下腿の切断

  • 上腕-前腕...肘を70度に屈曲させ関節中心で切断
  • 大腿-下腿...膝を62度に屈曲させ関節中心で切断

(c)肩の切断

肩の筋肉及び軟組織の切断(青線)...複合線によって切断。

  1. 乳様突起から胸骨甲状筋に沿って頸切痕まで切断
  2. 大胸筋の内側に沿って五番目の胸肋軟骨の接合部まで切断
  3. そこから側方に向かい大胸筋の側面まで切断
  4. 前鋸筋の指状分裂に沿って広背筋の前縁まで切断。次に、広背筋の前縁に沿って腸骨稜まで切断。
  5. 次に内側に向かい、腸骨稜に沿って腰背筋膜外側縁まで切断
  6. この点からT12まで切断
  7. 次に脊椎に沿って上方に切断し、頭蓋に達し、項を通り乳様突起まで切断

(d)体幹の3等分、前腕-手、下腿-足部の切断

  • 頭頚部-胸部...C7-T1間で切断
  • 胸部-腹腰部...T12-L1間で切断
  • 前腕-手...有頭骨骨頭を通る水平面に沿って切断
  • 下腿-足部...踵骨上縁からちょうど距骨頭上と腓骨先端を通る面で切断

(2)回帰式等のモデル

なし(生データアクセス可)

(3)精度検証

なし

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