人体特性文献データベース|3.身体慣性特性文献-横井、渋川、阿江 1986
日本人幼少年の身体部分係数
文献名 | 日本人幼少年の身体部分係数 |
雑誌名 | 体育学研究 31(1986)53-66 |
著者 | 横井,渋川,阿江 |
アイテム | M COG I |
状態 | 被験者 |
サンプル数 | 男子132 女子123 |
性別 | 男女 |
年齢 | 男子3-15 女子3-15 |
測定年 | 不明 |
人種 | 日本人 |
測定場所 | 日本 |
方法 | 写真撮影法 |
生データ | 不可 |
(1)セグメント分けの定義
頭部,体幹部,上腕部,前腕部,手部,大腿部,下腿部,足部の14セグメント

- 頭部-体幹部
ノド点 - 体幹部-上腕部
肩峰 - 上腕部-前腕部
橈骨頭上縁付近 - 前腕部-手部
尺骨茎状突起遠位端と橈骨茎状突起遠位端の中点 - 体幹部-大腿部
大転子上縁の大腿骨頭の中心 - 大腿部-下腿部
立位時の膝蓋骨中点レベルの脚前後幅の中点 - 下腿部-足部
内果下端レベルの外果と内果の中点
(2)部分長の定義
- 頭部
頭耳高(頭頂から耳珠までの距離) - 体幹部
胸骨上縁と両大転子の中点を結ぶ線分の長さ - 足部
つま先からの比
(3)回帰式等のモデル
被験者を18群に分類しそれぞれの群において質量比と質量中心比と回転半径比の平均と標準偏差を算出
年齢,性別,カウプ指数(体重を身長の2乗で除した値)で分類
(4)精度検証
5才から15才の男女29名の重心位置を重心測定板で計測 → 標準誤差 身長の3%以内.
回帰式等のモデル(詳細)
1~6群の質量比,質量中心比及び回転半径比
それぞれの群における,各体節の質量比と質量中心比と回転半径比の平均を表に示す.
注)・質量比は体重に対する各体節の比
・質量中心比は体節の部分長に対する,体節の上端から質量中心位置までの距離の比
・回転半径比は体節の部分長に対する慣性軸方向の楕円体半径の比
7~12群の質量比,質量中心比及び回転半径比
それぞれの群における,各体節の質量比と質量中心比と回転半径比の平均を表に示す.
注)・質量比は体重に対する各体節の比
・質量中心比は体節の部分長に対する,体節の上端から質量中心位置までの距離の比
・回転半径比は体節の部分長に対する慣性軸方向の楕円体半径の比
13~18群の質量比,質量中心比及び回転半径比
それぞれの群における,各体節の質量比と質量中心比と回転半径比の平均を表に示す.
注)・質量比は体重に対する各体節の比
・質量中心比は体節の部分長に対する,体節の上端から質量中心位置までの距離の比
・回転半径比は体節の部分長に対する慣性軸方向の楕円体半径の比