セミナー情報
【第77回AIセミナー】LLMの応用事例
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近年、さまざまな業界において、大規模言語モデル(LLM)を活用したサービスやシステム開発が活発に進められています。例えば、社内チャットボットや仮想アシスタント、文書の要約や生成、自動翻訳、カスタマーサポートシステム、コンテンツやコード生成、文書自動処理など、ビジネスにおけるLLMの導入はますます広がりを見せています。一方、モデルのバイアスや、倫理的な問題、データのプライバシーとセキュリティなどのLLMの限界にも同時に注意が必要です。
本セミナーでは、LLMの医学医療分野への応用、LLMの現場適用事例に関して2名の講師をお招きして、LLMの現状の課題、今後の技術発展による新たな可能性と課題解決のための取り組みについて議論を行います。
名称 | 【第77回AIセミナー】LLMの応用事例 |
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日時 | 2024年8月27日(火) 15:00 - 17:00 |
受付時間 | 接続可能時間:14:50-17:00 |
場所 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 ※お申し込み後に自動配信されるメールにて参加URLをご案内いたします。 |
定員 | 500名 |
参加費用 | 無料 |
連絡先 | 人工知能セミナー窓口 |
注意事項 ・定員になり次第締切ります。・産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。 ・講演の録画やアップロードはご遠慮ください。 |

プログラム
15:00 - 16:00 | 医学医療におけるLLM応用と今後の展望 今井 健(東京大学 大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 准教授) |
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概要 特に2012年以降は各分野で深層学習の応用研究が進められ、医療分野では主に医用画像解析や検査地などの数値データ解析を中心に数多くの成果が得られてきているが、近年では深層学習による自然言語処理も急速に発展し、機械翻訳や昨年話題になったChatGPTに代表されるような質問応答、あるいはテキストからの知識抽出や要約などの技術発展が注目を集めている。 本発表ではこのような医療におけるAI活用の現状について概説し、今後の医学医療における応用可能性について考える機会としたい。 |
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略歴
2005年 東京大学大学院情報学環 学際情報学府 学際情報学専攻 博士課程修了 博士 (学際情報学) 2005年 4月 東京大学医学部附属病院 企画情報運営部 特任助手 2008年10月 (兼任) 米国 Mayo Clinic (Div. of Biomedical Informatics) 客員研究員 2014年10月 同 大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 医工情報研究領域 講師 2016年 6月 同 大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 医工情報学部門 准教授 2016年12月 (兼任) 自治医科大学 データサイエンスセンター 特別特命教授 現在に至る |
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16:00 - 17:00 | LLMの現場適用事例とそのPitfall 細川 宣啓(日本アイビーエム コンサルティング事業部 金融BizSol) |
概要 |
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略歴
1992年日本IBM入社。 2003年本社品質保証部にて品質検査組織(Quality Inspection)を設立 2013年同社東京基礎研究所にてソフトウェア・エンジニアリング研究に従事 2024年コンサルティング事業金融ビジネスソリューションにて品質エンジニアリング担当 早稲田大学大学院非常勤講師 ISO/IEC JTC1 SC42 "Artificial Intelligence" WG4 Secretary |