セミナー情報
【第69回AIセミナー】「シミュレーションとAIの融合技術とその最新事例」
終了しました。
2023年9月は「シミュレーションとAIの融合技術とその最新事例」をテーマに、シミュレーションを扱うAI技術についてご紹介します。シミュレーションは自然科学や社会科学のみならず広く産業分野にも用いられており、その種類も多岐にわたります。それぞれの分野における知識を演繹的に用いて行うのがシミュレーション計算であり、統計学や機械学習に基づくAI技術はデータから帰納的な推論を行います。シミュレーションを扱うAI技術はこれら演繹・帰納計算の融合を目指す試みでもあり、現在注目される研究開発項目のひとつです。今回のセミナーではその最前線で活躍されている講師の方々をお招きし、AI技術を駆使しシミュレーションを精緻化・高速化する研究事例や産業への応用事例について講演いただきます。
名称 | 【第69回AIセミナー】「シミュレーションとAIの融合技術とその最新事例」 |
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日時 | 2023年9月14日(木) 15:00 - 17:00 |
受付時間 | 接続可能時間:14:50-17:00 |
場所 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 ※お申し込み後に自動配信されるメールにて参加URLをご案内いたします。 |
定員 | 500 |
参加費用 | 無料 |
連絡先 | 人工知能セミナー窓口 |
注意事項 ・定員になり次第締切ります。・産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。 ・講演の録画やアップロードはご遠慮ください。 |

プログラム
15:00 - 16:00 | 自己回帰型NNを用いた社会シミュレーションのサロゲートモデリング 山田 広明(富士通株式会社 コンバージングテクノロジー研究所 研究員) |
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概要 |
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略歴
2016年 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 博士後期課程 修了(博士 知識科学)。2016年より、株式会社富士通研究所(現:富士通株式会社) 研究員。社会シミュレーション技術の基礎研究および社会実装に関する研究に従事。2021年より、JST ACT-X AI活用で挑む学問の革新と創成領域にて、社会シミュレーションと機械学習を融合する研究にも取り組む。 |
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16:00 - 17:00 | シミュレーションとAIの融合:産業応用への新たな道 清川 裕(BitQuark株式会社 データサイエンスエンジニア) |
概要 具体的な事例として、運輸業や製造業における工場シミュレーションのデータ同化にAIを活用するケースを取り上げます。AIはシミュレーションの結果を解析し、工場の運用を最適化するための提案を行うことで、生産効率の向上やコスト削減を実現します。 さらに、シミュレーションモデルの自動生成にAIがどのように活用されているかについても触れます。特に、Large Language Models(LLM)を用いたシミュレーションモデルの自動生成は、シミュレーションの精度向上やモデル作成時間の短縮を可能にし、産業分野における効率化やイノベーションの推進に寄与しています。 シミュレーションとAIの融合技術は、産業分野における問題解決や効率化に大いに貢献しており、その可能性は広大で、まだまだ探求の余地があると言えます。本講演を通じて、その最新の動向と応用例をご理解いただき、今後の産業界における技術革新の一助となることを期待しています。 |
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略歴
2023.04 - 現在 BitQuark株式会社 (https://bit-quark.com/) 2020.10 - 2023.4 BIRD INITIATIVE 株式会社 2019.11 - 現在 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 特定集中研究専門員. 2016.04 - 現在 日本電気株式会社 |