セミナー情報
【第58回AIセミナー】「コンピュータビジョン分野における企業の最先端研究とトップ国際会議発表の価値」
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コンピュータビジョン分野の研究には、画像フィルタリングなどに代表される初期視覚処理だけでなく、観測対象の特性推定やカテゴリ認識といった、様々な情報を組み合わせた高次視覚の問題を含んでいます。従来、日本の企業における研究開発では検査のための画像処理が多かったと考えられますが、近年の機械学習の発展にともなって、研究開発のテーマが移り変わってきていると感じます。これまでコンピュータビジョン分野の研究は実応用と距離があり、応用寄りではない学会に企業の方の参加が少なかったものの、近年CVPR、ICCVといった応用寄りではないトップ国際会議にも日本企業からの発表があり、国際会議の位置づけが変わった来たのではないでしょうか。
そこで2022年9月は、企業におけるコンピュータビジョン研究について、国際会議に最先端の研究を発表されている企業の研究者をお招きし、研究内容についてご発表いただくとともに、トップ国際会議において研究発表する意義についての考え方や、実現への取り組みのご紹介を通じて、企業にとってのコンピュータビジョン研究の重要性を説明していただきます。
名称 | 【第58回AIセミナー】「コンピュータビジョン分野における企業の最先端研究とトップ国際会議発表の価値」 |
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日時 | 2022年9月21日(水) 15:00 - 17:00 |
受付時間 | 接続可能時間:14:50 -17:00 |
場所 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 ※お申し込み後に自動配信されるメールにて参加URLをご案内いたします。 |
定員 | 500名 |
参加費用 | 無料 |
連絡先 | 人工知能セミナー窓口 |
注意事項 ・定員になり次第締切ります。・産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。 ・講演の録画やアップロードはご遠慮ください。 |

プログラム
15:00 - 16:00 | サイバーエージェントAI Labにおけるコンピュータビジョン研究の取り組み 大谷 まゆ(株式会社サイバーエージェント リサーチサイエンティスト) |
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概要 |
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略歴
2018年に奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。同年、サイバーエージェントに入社し、研究組織AI Labにおいてコンピュータビジョン、機械学習に関する研究に従事。 講演資料
リンク(外部のサイトへつながります。) |
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16:00 - 17:00 | 事業展開を見据えた最先端研究〜デンソーITラボの事例〜 関川 雄介(株式会社デンソーアイティーラボラトリ シニアリサーチャ) |
概要 |
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略歴
2004年3月 東京理科大学 基礎工学部 電子応用工学科 卒業。2004年4月 経済産業省 特許庁 入庁.移動体通信の特許審査に従事。2008年4月 (株)オリンパスイメージング入社。カメラファームウェア開発、商品企画に従事。2011年6月 (株)デンソーアイティーラボラトリ入社。2013年8月-2014年5月 MITメディアラボ客員研究員。2020年4月 慶應義塾大学 理工学研究科 後期博士課程 終了。2021年4月- 東京工業大学非常勤講師。主として画像を用いたニューラルネットワークの研究開発に従事。 講演資料
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