セミナー情報
【第56回AIセミナー】「データ連携プラットフォーム設計・開発のためのアイデアソン」
終了しました。
2022年3月のセミナーでは、データ連携プラットフォームの設計・開発についてのアイデアソンを行います。 データ連携プラットフォームとは、多種のデータを組み合わせて利用するアプリケーションを支える基盤システムのことで、近年話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現の重要な役割を担っています。 本セミナーでは「データ連携プラットフォームの開発・設計のための方針決定や開発工程を擬似的に体験してもらう」ことを目的としており、従来のセミナーとは少し趣向を変えて、参加人数を少し絞った上で、参加者体験型のイベントとしてアイデアソンを行いたいと思います。 アイデアソンでは「アプリケーションのアイデア」と「データ連携プラットフォームのアイデア」について2回に分けて、グループごとに検討して頂き、最後に簡単な発表をしていただきます。名称 | 【第56回AIセミナー】「データ連携プラットフォーム設計・開発のためのアイデアソン」 |
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日時 | 2022年3月28日(月) 14:30 - 17:00 |
受付時間 | 接続可能時間:14:20-17:00 |
場所 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 ※お申し込み後、EventRegist(申込ツール)より参加URLをご案内いたします。 |
定員 | 100名 |
参加費用 | 無料 |
連絡先 | 人工知能セミナー窓口 |
注意事項 ・定員になり次第締切ります。・産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。 ・講演の録画やアップロードはご遠慮ください。 |

プログラム
14:30- 15:00 | 地理空間データプラットフォーム PntMLの紹介 的野 晃整 (産業技術総合研究所 人工知能研究センター データプラットフォーム研究チーム 研究チーム長) |
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概要 近年話題のIoT、自動走行、ドローン応用、Industry 4.0、デジタルツイン、スマートシティ、メタバースなどの次世代IT技術の多くは、地理空間を前提としたものが多いことからも地理空間データ応用に注目が集まっていることがわかる。 また、センサー技術の革新、センサーの普及やセンサーデータの規模拡大等に伴い、地理空間データ応用の実現には、それらのデータを連携できる基盤が必須となっている。 本講演では、アイデアソンの目的である「データ連携プラットフォームの開発・設計のための方針決定や開発工程を擬似的に体験してもらう」ための参考として、当チームで開発を進めているPntMLを例に挙げ、その開発の方針決定等について紹介する。 |
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略歴
2005年 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士後期課程修了. 博士(工学). 2005年 産業技術総合研究所 グリッド研究センターにて特別研究員に就任. 2007年 同所 情報技術研究部門研究員に就任. 2012年 同所 情報技術研究部門主任研究員を経て,人工知能研究センター主任研究員に就任. 2020年 同センター データプラットフォーム研究チーム研究チーム長に就任,現在に至る. データベース,並列処理,RDF に関する研究に従事. 2008年 第1回日本データベース学会/電子情報通信学会データ工学研究会/情報処理学会データベースシステム研究会最優秀若手研究者賞受賞. 2016年 情報処理学会山下記念賞受賞. 2019年 日本データベース学会第6回若手功績賞受賞. 情報処理学会,日本データベース学会各会員. |
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15:00- 16:00 | アイデアソン:グループワーク1「アプリケーションのアイデア」 司会・GW進行確認: 的野 晃整 GW進行確認: 金 京淑 (産総研 情報・人間工学領域 人工知能研究戦略部 研究企画室 企画主幹) |
概要 その後各グループに分かれて自己紹介と役割分担(司会と書記、発表者等)をしていただきます。 そのうえで実際のグループ議論として、「データを使ったアプリケーションのアイデア」を提案していただくアイデアソンを行います。 考え方の参考として、ユースケースやそのシナリオ、ビジネスモデルや利用するデータから考えてみたり、「何ができると面白いか?」「日常の生活で不便に感じること」などの観点やユーザ視点から考えていただければと思います。 最後に各グループで2~3分ほどの発表をして頂く予定です。 |
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略歴
金 京淑(KYOUNG-SOOK KIM) received the B.S., M.S., and Ph.D. degrees in computer science from Pusan National University, South Korea, in 1998, 2001, and 2007, respectively. She is currently a Senior Research with the Artificial Intelligence Research Center, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Japan. She currently serves the Co-Chair of Moving Features SWG and GeoAI DWG of the Open Geospatial Consortium and an Expert of ISO TC204/WG3 and JTC1 SC42/WG2. Her research interests are in big data analysis and spatiotemporal data platforms. |
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16:00- 17:00 | アイデアソン:グループワーク2「データ連携プラットフォームのアイデア」 司会・GW進行確認: 的野 晃整 GW進行確認: 金 京淑 |
概要 その後、そのアプリケーションに対して、それを実現するデータ基盤について考えて頂きます。 具体的には全体のシステムアーキテクチャや、データ基盤に求められる機能や性能、今の技術でできることとできないことの整理など、主に開発者や設計者の観点からご議論いただければと思います。 このグループワークの最後にも、各グループで2~3分ほどご発表いただければと思います。 |
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