セミナー情報
【第50回AIセミナー】「実世界で活躍する音環境理解技術」
終了しました。
2021年10月は「実世界で活躍する音環境理解技術」がテーマです。音環境理解の2大応用技術である「音声」と「音楽」の理解に焦点をあて、先端技術を社会実装する取り組みについてお話を伺います。計算機が音を解析する技術は、機械学習や統計的信号処理の開拓により大きく発展した一方、実用には多くの課題を解決する必要があります。今回のセミナーでは、実世界でも素晴らしい性能を発揮するシステムを組み上げられている2名の講師の方をお招きし、直面した課題やその解決策、音環境理解技術の発展により拓く展望などをご講演いただきます。<新型コロナウイルスの対応について>
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年度も引き続きZoomウェビナーによるオンライン開催となります。
名称 | 【第50回AIセミナー】「実世界で活躍する音環境理解技術」 |
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日時 | 2021年10月22日(金) 15:00 - 17:00 |
受付時間 | 接続可能時間:14:50-17:00 |
場所 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 ※お申し込み後、EventRegist(申込ツール)より参加URLをご案内いたします。 |
定員 | 500名 |
参加費用 | 無料 |
連絡先 | 人工知能セミナー窓口 |
注意事項 ・定員になり次第締切ります。・産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。 ・講演の録画やアップロードはご遠慮ください。 |

プログラム
15:00- 16:00 | 「音環境分析を活用した話し合い活動における EdTech」 水本 武志(ハイラブル株式会社 代表取締役) |
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概要 我々は、音環境分析技術を活用し、話し合い活動を自動的に可視化し、学習者に提示するシステム Hylable Discussion を開発して教育現場に提供している。可視化したデータを学習者に提示することで、自らの行動をメタ認知し、行動変容が起こる。これは、小学生から大人まで同様に効果を発揮している。 本講演では、話し合いの可視化技術の概要とその効果、今後の展開などについて議論する。 |
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略歴
2013年 京都大学大学院 情報学研究科 博士後期課程修了。博士(情報学)。カエルの合唱の時空間構造の可視化と人とロボットの合奏の研究に従事。IROS NTF Award 等受賞。同年にホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパンに入社し、リサーチャとして音声認識やロボット聴覚の研究に従事。2016年にハイラブル株式会社を創業し、オンラインとオフラインの話し合いの見える化サービス Hylable を開発。これまでに様々な学校の話し合いの授業や企業研修を中心にのべ20,000人以上の会話を分析。第17回 日本eラーニング大賞厚生労働大臣賞、リアルテックベンチャーオブ・ザ・イヤー2019などを受賞し、異能vationプログラム破壊的な挑戦部門の挑戦者に採択。 |
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16:00- 17:00 | 「ライブ音楽パフォーマンスにおける機械学習技術の運用」 前澤 陽(ヤマハ株式会社 主事) |
概要 |
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略歴
2011年 京都大学大学院 情報学研究科 博士前期課程修了後、ヤマハ(株)入社。2015年 京都大学大学院 情報学研究科 博士後期課程修了。博士(情報学)。機械学習を用いた音楽音響信号の解析技術および演奏生成・インタラクション技術の研究開発に従事。研究成果は電子楽器・アプリへ実装されたほか、SXSW、CES、Ars Electronicaなど様々な国内外での体験イベントやコンサートにて運用された。情報処理学会山下記念研究賞、Cannes Lions SILVER等受賞。 |