セミナー情報
【第49回AIセミナー】「みんなで解決!チームで社会課題解決に取り組む市民共創型プロジェクト」
終了しました。
2021年9月の2回目のテーマは「みんなで解決!チームで社会課題解決に取り組む市民共創型プロジェクト」です.人工知能技術の進歩はめざましく,私たちのよりよい暮らしにつながるであろう技術が次々に生まれています.しかし,多くの人や物と関わる”暮らし”における課題は非常に複雑であり,核となる技術をどのように人と人の暮らしの中に埋め込むかという総合デザインの思想がなければ,問題を解決することはできません. これに対し,問題を抱える当事者,隣人,知恵を持つ者,技術を持つ者,自治体など,多様な関係者がタッグを組み,解決の核となる技術を実装しながら,チームの総合力で社会課題解決に取り組むのが「市民共創型プロジェクト」です.本セミナーでは,高齢者の生活支援や新型コロナウィルス感染症対策という喫緊の社会課題に対し,市民共創型プロジェクトを立ち上げ先進的な取り組みを進められている2名の講師の方をお招きし,関係者の巻き込み方や,現場の課題,技術への期待など,それぞれ研究者・シビックテック推進者の立場から生の現場の声をお聞きします.
飛び石連休の間のお忙しいスケジュールと存じますが,コロナ下で総合力を発揮して社会課題解決にあたっている現場の生の声を聞く機会です.是非ふるってご参加ください.
<新型コロナウイルスの対応について>
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年度も引き続きZoomウェビナーによるオンライン開催となります。
※人工知能セミナーは原則として月に一度の開催ですが、 2021年9月は1回目の9月22日(水)の開催に続き 9月24日(金)に2回目の開催をいたします。
※2021年9月10日 タイトルとセミナー概要が更新されました。(セミナーの内容に変更はございません。)
名称 | 【第49回AIセミナー】「みんなで解決!チームで社会課題解決に取り組む市民共創型プロジェクト」 |
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日時 | 2021年9月24日(金) 10:00 - 12:00 |
受付時間 | 接続可能時間:9:50-12:00 |
場所 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 ※お申し込み後、EventRegist(申込ツール)より参加URLをご案内いたします。 |
定員 | 500名 |
参加費用 | 無料 |
連絡先 | 人工知能セミナー窓口 |
注意事項 ・定員になり次第締切ります。・産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。 ・講演の録画やアップロードはご遠慮ください。 |

プログラム
10:00- 11:00 | 「認知症とともによりよく生きるいまと未来に向けてー認知症未来共創ハブのチャレンジ」 堀田 聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 教授) |
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概要 さらに、認知症のある方の願いを起点とする多様な参加・はたらきの形にも触れ、認知症フレンドリーコミュニティの実現に向けたチャレンジとテクノロジーの可能性を皆さんとともに考えたい。 |
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略歴
東京大学社会科学研究所特任准教授、オランダ・ユトレヒト大学訪問教授等を経て2017年4月より現職(医学部兼担、認知症未来共創ハブ・リーダー)。博士(国際公共政策)。人とまちづくり研究所代表理事、日本医療政策機構理事のほか、社会保障審議会・介護給付費分科会及び福祉部会(厚生労働省)等において委員。より人間的で持続可能なケアと地域づくりに向けた移行の支援及び加速に取り組む。日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2015リーダー部門入賞。 |
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11:00- 12:00 | 「シビックテックのリアルと未来〜プロジェクト組成と課題を中心に〜」 陣内 一樹(一般社団法人コード・フォー・ジャパン 副代表理事) |
概要 時に行政と協力し、時に市民のみで動くシビックテックのプロジェクトがどのように生まれていくのか、どのような人たちが参加しているのか、そして、どのような課題を抱えているのか。本講演では東京都コロナウイルス感染症対策サイトやまもりあいJAPAN(接触確認アプリ)などの事例をもとに現在と今後のシビックテックについてお話します。 |
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略歴
大学院卒業後、NECにて事業計画を担当。NEC在職中の2013年から2年間は復興庁に出向し、福島県浪江町役場復興推進課に勤務。復興計画の進行管理を担当した後、全国に避難している町民向けのアプリ開発をおこなう。ワークショップを活用した住民参加型の開発プロセスや民間人材の採用など官民協働でプロジェクトを推進。2017年にCode for Japanに転職し、現職。 講演資料
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