セミナー情報
【第46回AIセミナー】「AIによる音環境理解を目的とした環境音分析」
終了しました。
2021年2月は「AIによる音環境理解を目的とした環境音分析」を行います。音響信号に基づいて周囲環境の状況を把握する音環境理解を、AIで実現するために不可欠な、環境音分析に関する近年の研究動向をご紹介いたします。音声や音楽に限定しない様々な音を対象として、音響イベントの種類やシーンを分類したり、異常音を検知したりする、環境音分析技術が近年著しく発展しています。その背景には、AIスピーカーや対話ロボットによる音環境理解、生活音に基づいた独居高齢者の見守り、動作音に基づいた機械類の故障予兆検知、街中での異常音検知による事件の検知など、様々な分野で実応用への期待が高まっていることに加え、環境音分析の問題設定を整理すると共にデータセットを公開し、共通の評価尺度に基づいて各技術を比較する競争型ワークショップが継続的に開催されていることがあります。本セミナーでは、環境音分析に関して最先端の研究をされている2名の講師をお招きして、音響イベント検出・シーン分類や異常音検知に関する現状や今後の展望についてご講演いただきます。<新型コロナウイルスの対応について>
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年度はZoomウェビナーによるオンライン開催となります。
名称 | 【第46回AIセミナー】「AIによる音環境理解を目的とした環境音分析」 |
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日時 | 2021年2月26日(金) 15:00 - 17:00 |
受付時間 | 接続可能時間 14:50-17:00 |
場所 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 ※お申し込み後、Doorkeeper(申込ツール)より会場URLをご案内いたします。 |
定員 | 500名 |
参加登録 | https://airc.doorkeeper.jp/events/117471 |
参加費用 | 無料 |
主催 | 産業技術総合研究所人工知能研究センター |
連絡先 | 人工知能セミナー窓口 |
注意事項 ・他の方に参加の機会をお譲りするためにも、参加ができないと分かった場合は早めのキャンセルをお願いします。・産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。 ・講演の録画やアップロードはご遠慮ください。 |

プログラム
15:00- 16:00 | 「環境音の特徴を活用した音響イベント検出・シーン分類」 井本 桂右(同志社大学 理工学部 准教授) |
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概要 |
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略歴
2010.03 京都大学大学院都市環境工学専攻修士課程 修了2010.04 - 2014.09 日本電信電話株式会社 サイバースペース研究所 (現 メディアインテリジェンス研究所) 2014.10 - 2017.03 NTTコミュニケーションズ株式会社 2014.03 - 2017.03 総合研究大学院大学 情報学専攻 博士課程 2017.04 - 2020.03 立命館大学 情報理工学部 画像・音メディアコース 助教 2020.04 - 同志社大学 理工学部 情報システムデザイン学科 准教授 講演資料
PDF:32,018KB |
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16:00- 17:00 | 「異常音検知の現状と展望」 小泉 悠馬 (Google Research Research Scientist) |
概要 |
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略歴
2014年3月 法政大学情報科学研究科修士課程修了。同年4月、NTTメディアインテリジェンス研究所入所。2017年9月 電気通信大学情報理工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。2020年11月より現職。深層学習を利用した、音声強調や環境音識別の研究開発に従事。国際コンペティションDCASE Challenge 2020 および 2021 で、異常音検知のタスクオーガナイザーを務めている。 |