第1章 各企業のM&A戦略(つづき)
M&A Strategies of Individual Companies
Intel
Intel: Business
Strategy
インテルは、1990年代始めのMPUの需要の延びが小さくなった時をきっかけとして、新しくより早いMPUの必要性を加速するようなエコシステムの構築を目指し始めた。多くの日米のIT関連企業がIntelをパートナーと考えている。
Intel: Business
Strategy
インテルのエコシステムは、PC産業の全域に及んでいる。
Intel: Growth
Intelの近年の成長は、そのエゴシステムのアプローチが成果を上げたと考えられている。
Intel: Staying
Ahead
Intelはマイクロプロフェッサーの市場を支配してはいるが、おそらく次のコア事業はネットワーク機器市場と考えている。
Intel: Business
Strategy and M&A Activity
Intel はマイクロプロフェッサーの下流市場の拡大と次のコア事業としてネットワーク事業を立ち上げることを主な事業戦略としている。
Intel: Growth
Intelは買収よりも投資活動を積極的に行っている。それによりネットワークを拡大している。
Intel: Case
Study Chips and Technologies, Inc.
Intelはグラフィック・チップのリーディング企業であるChips and Technologies
社を$420millionで買収すると公表した。これまでにもグラフィック・アクセレーターの開発において、両社は良好な関係をもっていた。
Intel: Case
Study - Chips and Technologies, Inc.
買収の成立は、FTC(The Federal Trade Communication)の調査により、6ヶ月遅れた。FTCはとりあえずこの買収を許可したが、これによってFTCがIntelを監視しているというメッセージを送った。
Intel: M&A
Case Example - Case Technologies
Intelはネットワーク製品事業への参入のためにデンマークのCase Technologies
社を買収した。
Microsoft
Microsoft: Business
Strategy
Microsoftの戦略はそのOS(Windows, NT, CE/等)を2000年以降もコンピューティング、情報デバイスの中心に位置付けることである。
Microsoft: Business
Strategy
Microsoftは巨大なR&D投資とSoftware Developer、OEM 業者との関係を利用し高い品質のソフトウェアを開発し、適正な価格で販売することにより事業戦略を具現化してゆく。
Microsoft: Growth
Microsoftは10年以上も急成長続けてきた。その原動力は、ワールドクラスのR&D力による優れた製品とマーケティング、販売力の強さである。
Market Trends
マイクロソフトは、インターネット市場の拡大についてミスジャッジしたが、1996年にビル・ゲイツが全てのソフトウェアにインターネット技術を組み込むように指示を出した後から、インターネット関連の買収攻勢が始まった。買収戦略は完全に事業戦略と一体となっている。1996年には買収9件の内、7件、1997年には7件中7件がインターネット関連企業の買収となっている。
Microsoft: M&A
Strategy
Microsoft社の過去2年間の買収は、ほとんどがインターネット関連製品群を拡大するために行なわれた。
Microsoft: M&A
Strategy
マイクロソフトはそのデベロッパー、IT業界のネットワーク、及びWindowsの影響力を生かすことにより、ベンチャー企業の早期発見と獲得を可能にしている。
Microsoft: Case
Study - WebTV Networks
WebTVを$425millionでの買収はMicrosoftがPC以外へもそのソフトウェア支配を広めるためにとった大きな一歩である。ビルゲイツは次のように述べている。
"This partnership with Web TV underscores our strategy of delivering
to consumers the benefit of the internet together with emerging forms of
digital broadcasting".
Microsoft: Case
Study - WebTV
WebTVとMicrosoftは買収前から資本関係と技術開発のパートナーシップの関係があった。
Sun
Sun: Business
Strategy
Sunは設立当初からメThe network in the computerモというビジョンを持っていた。そのビジョンの実現の為に情報端末からハイエンド・サーバーまでのラインアップを広げている。
Sun: Growth
Sunの売上げの過去4年間の年間成長率は24パーセントとコンピュータ関連企業としても高い成長率を達成してきた。
Sun: Business
Strategy
Javaをライセンスによってアプリケーション・プラットフォームとして確立し、Microsoft/IntelのPC市場独占を切り崩そうとしている。
Sun: Business
Strategy and M&A Strategy
Sunの事業戦略の柱は、JAVAをネットワーク・コンピューティングのプラットフォームにするということと、現在のコア・コンピテンスであるサーバー、ワークステーションを更に強化することの2つである。M&Aの対象となった企業はこの2つの柱に関する技術、製品を持つ企業である。1997年においてはJAVA関連の企業買収が7件中6件となっている。
Sun: M&A
Strategy
ワークステーション以外の製品セグメントでは、買収によって技術、製品を補っている。
Sun: Case
StudyムLongView Technologies
LongView TechnologiesはJava Platform高速化技術において、優れた研究を実施した。Sunは、買収により7人のエキスパートと彼らの研究成果を獲得した。
Sun: Case
Study - Diba
Diba は情報端末製造企業への技術提供をしている。Java Software、Java マイクロプロセッサーとDibaの技術コンポーネントを組み合せソリューションを提供する能力との組み合せによってSunはOEMによって大きな市場を獲得することを目指している。
Sun: Case
Study - Diba
Diba はSunに買収された後OEM企業が急激に増加した。
Sun: Case
Study - Diba
Diba買収後、Sunは新規にConsumer Technologies グループを結成した。このグループは主要エレクトロニクス企業に対し、Internet
TV、Set-Top boxes やSmart Phones等のコンシューマ製品を作るために必要な技術を提供している。