|
|
| 4.R&D投資およびR&Dストックの増加と総要素生産性の向上 R&D投資が行われるに伴って、それが累積してR&Dストックになっていく。情報サービス分野について、R&D投資が累積したことによるストックを推計する。その際に、R&Dストックの陳腐化率を設定して、現在までに実際に有効なR&Dストックがどの程度のストック水準にあるかを推計する。データとしては、マクロ的なデータに限られるが、総務庁の「科学技術研究調査報告」の特定目的別の中にある『情報処理』に対するR&D投資を用い、その過去からの累計額に陳腐化率を考慮してストックとする。なお、投資主体としては、ソフト産業を中心として考えることとする。比較対象の産業についても、同様の方法によってR&Dストックを推計する。 R&Dストックが積み上がっていくに従って、ある時間的なラグを伴って、資本と労働の質が向上し、またその産業の総要素生産性(TFP)が向上する。ここでは、過去のR&Dストックと総要素生産性との間で、統計的にそのラグ構造を含んだ両者の関係を推定する。 この推定された関係を用いて、情報処理の投資の累積額を設定して、これによる総要素生産性(TFP)の向上を計算する。例えば次のような関係を把握する。 TFP=f(R&Dストック)
|
|
|
||