| 平成8年度 委託研究ソフトウェアの 成果ソフトウェア |
(機能) 状態変化が記述可能であるアクション言語で記述された
知識ベースに対し、さまざまな質問応答を可能にする。
この言語上では、フレーム問題に対する慣性の法則などの
常識規則が記述でき、さらにプランニング問題も解ける。
(役割) アクション言語で書かれた問題領域知識を、MGTP の
入力節集合にコンパイルする。
アクション言語上の知識ベースに対する質問応答も
MGTP への入力に変換され、後処理として MGTP での
結果をアクション言語に翻訳しユーザに提示する。
(特徴) 更新操作などにより動的に変化する知識ベースや、
アクション実行によって状態が変化する問題領域を扱う
ための宣言的言語の処理系である。過去の計画プログラム
との違いは、フレーム問題を扱えること、論理プログラ
ミングの枠内で計算すること、すべての問題領域知識が
宣言的に記述されるために知識の見通しが非常によいこと、
などが挙げられる。この形式においては、フレーム問題に
対して慣性の常識則で対処するため、非単調推論を実現
しなければならず、昨年度開発した ALP 処理系の技術を
活かすことで効率良い処理系が実現される。
・使用言語
Prolog
(SICStus Prolog v.2.1#9 で開発したが,他の Prolog でも動くように
SICStus に特有のユーティリティプログラムは使用していない。ただし
動作は SICStus 以外では未確認)
・OS 等の環境
UNIX
・ソースプログラムの分量 ソースプログラムのみ 208 KB 例題 18 KB 説明書・マニュアル 315 KB その他のドキュメント 22 KB 合計 563 KB ・ファイル構成 以下のファイルとディレクトリを含む. Readme-E 本ソフトウェア使用上の注意(英語版) Readme-J 本ソフトウェアのディレクトリ構成 advertise.txt 本ソフトウェアの宣伝紹介資料 copyright.txt 本ソフトウェアの著作権者氏名 function.txt 本ソフトウェアの機能概要 image.txt 本ソフトウェアの利用想定者のイメージ manual/ 本ソフトウェアへの添付資料が入ったディレクトリ publication.txt 本研究開発に関わる発表先一覧(発表予定も含む) source/ 本ソフトウェアの本体が入ったディレクトリ
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