パッケージ事業を現在行っている企業は回答企業の73.8%に達している。
行っていない企業の理由としては、「事業リスクが大きい」ことが第一位に挙げられ、「先行投資ができない」、「販売網がない」が続いている。特に、事業を行う考えがない企業では、6割が「事業リスクが大きい」ことを理由として挙げている。

パッケージソフト開発/販売事業を行っている企業における事業上の問題として、「販売網が弱い」、「市場開拓が難しい」、「市場・顧客の需要が小さい」が指摘されている。パッケージ製品を開発した後どのように売上を伸ばしていくかが、各企業における大きな問題となっている。この問題は過去行っていたが、現在行っていない企業についても同様に指摘されている。また、「技術変化が速い」、「低価格競争が激しい」に対する問題意識も高い。OSの頻繁なバージョンアップに対するキャッチアップや、開発期間を短くしてタイムリーに製品をリリースしていくことが大きなプレッシャーになっているものと考えられる。

パッケージ製品をどのように開発しているかについては、83.9%の企業が「すべて自社開発」であると回答している。それに次いで「他社開発ソフトの販売」、「自社企画を委託外部開発」の順である。大学や他企業との連携は少なく、自社での製品開発を中心としている。

パッケージ開発にかかる投資費用の工程別比率は、おおむね試験研究1割強、その後の製品開発6〜7割、マーケティング2割という傾向である。


