第2章 M&A戦略のまとめ
    Summary of M&A Strategies


Table of Contents

Drivers and Supporting Conditions
買収側と被買収側に影響している促進条件は以下のようになる。IT産業、市場のトレンドまたレギュレーションで重要なものは以下のようになる。レギュレーションとしてIT産業が認識しているものは、基本的にAntitrust Lawだけである。

Obstructive Factors
一方、M&A実行への阻害要因も多く存在するが、米国のITリーディング企業はこれらを解決する方法を生み出し、M&Aを成功に結び付けている。

Motivations for M&A Strategy
M&Aの動機は個々のケースによって異なるが主要なものとしては以下が考えられる。この中でも買収側にとっては、技術、製品、人材の獲得が主要な目的である。被買収側にとっては、金と成長する為のマーケティング/ディストリビューション力の獲得が主要な目的である。

The Ambition Map
IT業界のリーディング企業は生き残る為には、競合企業よりも早く、新しいプラットフォームを手に入れ現在のプラットフォームを必要であればそれに、置き換えていかなければならない。

Value Destruction
PC時代には新しい価値の創造はベンチャー企業によって達成された。それによってメインフレーム時代のリーディング企業は、その提供価値を減少させられた。

New Management Skills
その経験からIT業界の現在のリーディング企業は、現在の地位を守る事と新しい価値を生み出すプロセスの両方を同時にマネージする必要性を認識している。

Spin Outs
米国の大企業内に新しい事業/製品コンセプトを持つ人がいたら、Venture Capital等から資金を得て独立することは難しいことではない。多くのスピンアウトの結果、新しい技術と優れた人材を持つベンチャー企業が多く存在する。これらのベンチャー企業は大企業にとっては脅威であると同時に製品、人材獲得のチャンスでもある。

New Technology Management
早い製品ライフサイクル、厳しい競合環境、変化の激しい市場環境によって米国IT産業では、技術マネジメントの方法も大きく変わってきた。今迄は社内R&Dを中心としたものであったが、今ではベンチャー企業の買収も一種のExternal R&Dのように考えられている。

New Technology Management
新しい技術マネジメントによってリーディング企業は、優れた技術、人材、新しいマーケットへのアクセスが効率的に行なえるようになった。