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6.5 全産業生産増加額(拡大する市場規模) 
  
 次にR&D投資による効果の額を、全産業の生産(市場)の拡大の規模について見てみよう。 
  
 ・ケース1の場合、情報サービスにおいては27兆3350億円の市場拡大がみられる。輸送機械では7兆8730億円、建設で3兆980億円、電気機械では5610億円、金属一次では3兆1910億円、農林水産では6兆720億円となっている。 

 ・ケース2の場合、情報サービスにおいては24兆7970億円の市場拡大がみられる。輸送機械では6兆8390億円、建設で2兆8000億円、電気機械では4880億円、金属一次では2兆8140億円、農林水産では5兆9710億円となっている。 

 ・ケース3の場合はR&D投資額が小さいために全般的に効果が小さく、情報サービスにおいては4520億円の市場拡大がみられる。輸送機械では890億円、建設で490億円、電気機械では60億円、金属一次でも400億円、であり農林水産では相対的に大きな効果額となって5630億円となっている。これは、農林水産のR&D投資が他の産業分野においてのR&D投資と比べると、1994年比77.3%増と相対的にかなり大きくなっていることによっている。従って、他の産業分野に投資した場合に比べて、価格低下の効果は相対的に大きく、需要の価格弾力性が小さくても、効果が大きくなっている。 


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