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4.R&D投資およびR&Dストックの増加と総要素生産性の向上 
  
 R&D投資が行われるに伴って、それが累積してR&Dストックになっていく。情報サービス分野について、R&D投資が累積したことによるストックを推計する。その際に、R&Dストックの陳腐化率を設定して、現在までに実際に有効なR&Dストックがどの程度のストック水準にあるかを推計した。比較対象の産業についても、同様の方法によってR&Dストックを推計した。 

 R&Dストックが積み上がっていくに従って、ある時間的なラグを伴って、その産業の総要素生産性(TFP)が向上する。ここでは、過去のR&Dストックと総要素生産性との間で、統計的にそのラグ構造を含んだ両者の関係を推定した。 

 この関数を具体的には以下のような式で推定し、そのパラメータを0.35という値を用いて総要素生産性の向上をもとめた。 
  
 
  
  T:総要素生産性(TFP)、  R:R&Dストック 
  Q:粗付加価値額  
  α:定数、           β:回帰係数 
  
 この推定された関係を用いて、情報処理の投資の累積額を設定して、これによる総要素生産性(TFP)の向上を計算した。この結果は次の表のとおりである。 

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